主にロードレーサーに多く採用されています。
ロープロファイルタイプよりも更にスタックハイトが低くなりフレームから見える部分はトップカバー程度となります。
外観的には一番すっきりとしてロードレーサーに最適と言え、名前のとおりインテグレーテッド(=まとまった)なヘッド部が最大の特徴です。
軽量化を意識し、フレームヘッドチューブに従来のベアリングカップの機能を持たせるため、ヘッドチューブに精密な加工を施し、リテーナーを直接フレームに埋め込みます。そのためヘッド部自体の強度アップが必要となり、必然的に多くのロードレーサーのヘッドサイズがここ数年で急速にオーバーサイズ(1-1/8")化しています。
ベアリングはほぼ100%シールドリテーナーを採用しており、特殊加工されたヘッドチューブに工具を使用せず、対応リテーナーを圧入し装着します。