作業前のご注意
火傷の恐れがあります。
交換時には、必ず電源プラグをコンセントから抜き、コテ先が常温であることを確認してください。
必要な工具
・プラスドライバー(No.1 / No.2)
・ナットドライバー(5.5mm)
・六角レンチ(2mm)
① ビット(コテ先)の取り外し
六角穴付止めネジ(イモネジ)を2mmの六角レンチで緩め、ビットを抜き取ります。
※ネジを取り外す必要はありません。緩めるだけで抜き取ることができます。
ネジを緩めてもビットが外れない場合は、以下の可能性が考えられます。
・ネジを強く締めすぎたことにより、ビットが曲がり抜けなくなっている
・サビによりビットとヒーターが固着している
これらの場合は、ビットとヒーターの両方を交換する必要がありますので、
ビットはそのままの状態で次の手順へ進み、ヒーターの取り外しの段階で、ビットをヒーターごと抜き取ってください。
②ヒーター固定ネジの取り外し
プラスドライバー(No.2)でヒーター固定ネジを取り外します。
③グリップの分解
プラスドライバー(No.1)でグリップ側面のネジを取り外し、グリップを電源プラグ側へスライドさせます。
④ヒーターの取り外し
プラスドライバー(No.2)とナットドライバー(5.5mm)で、ヒーターと電源コードの配線を固定しているネジ・ナットを外します。
ヒーターを引き抜きます。
取り外したヒーター
新しいヒーターを挿入します。
この時、電線をねじ止めするプレートを一旦コテ側から引き抜いておくと、ヒーターのリード線をスムーズに取り出せます。
プラスドライバー(No.2)とナットドライバー(5.5mm)で、ネジ・ナットを締めこみ電源コードと接続します。
電源コードとヒーターの電線は、それぞれ長さが異なります。
下図のように、電源コード(長)とヒーター(短)、電源コード(短)とヒーター(長)がそれぞれ接続されるようにしてください。
ご注意:ナットは1つずつ確実に締めこみ、電源コードが確実に固定されていることを確認してください。
電源コードが外れてショートすると、発火する恐れがあり大変危険です。
ヒーター固定ネジをプラスドライバー(No.2)で締めこみます。
⑥グリップの組立・ビットの取り付け
グリップを戻し(手順③)、ビットを装着・固定すると(手順①)ヒーターの交換が完了します。
※ビットを固定する際は、ネジを強く締めすぎないようにご注意ください。
ネジに強く押されたビットがコテの内部で変形し、抜けなくなる恐れがあります。