作業前のご注意
火傷の恐れがあります。
交換時には、必ず電源プラグをコンセントから抜き、コテ先が常温であることを確認してください。
必要な工具
・プラスドライバー(No.1 / No.2)
・ナットドライバー(5.5mm)
※H-820 / H-830 / H-840 / H-860 ハンダゴテ(在庫終了品)のヒーター交換方法も同様です。
① ビット(コテ先)の取り外し
プラスドライバー(No.2)で、ビット固定ネジ、ヒーター固定ネジを取り外し、ビットを抜き取ります。
ネジを取り外してもビットが外れない場合は、以下の可能性が考えられます。
・ネジを強く締めすぎたことにより、ビットが曲がり抜けなくなっている
・サビによりビットとヒーターが固着している
これらの場合は、ビットとヒーターの両方を交換する必要がありますので、
ビットはそのままの状態で次の手順へ進み、ヒーターの取り外しの段階で、ビットをヒーターごと抜き取ってください。
② グリップの分解
プラスドライバー(No.1)で赤丸部分のネジを取り外し、グリップを電源プラグ側へスライドさせます。
③ ヒーターの取り外し
プラスドライバー(No.2)とナットドライバー(5.5mm)で、ヒーターと電源コードの配線を固定しているネジ・ナットを外すと、
ヒーターを引き抜くことができます。
取り外したヒーター
④ ヒーターの取り付け
新しいヒーターを挿入します。
この時、電線をねじ止めするプレートを一旦コテ側から引き抜いておくと、ヒーターのリード線をスムーズに取り出せます。
ヒーターの挿入方向について
コテ部先端の穴と、ヒーター先端のネジ穴が一致するように挿入してください。
プラスドライバー(No.2)とナットドライバー(5.5mm)で、ネジ・ナットを締めこみ電源コードと接続します。
電源コードとヒーターの電線は、それぞれ長さが異なります。
下図のように、電源コード(長)とヒーター(短)、電源コード(短)とヒーター(長)がそれぞれ接続されるようにしてください。
ご注意:ナットは1つずつ確実に締めこみ、電源コードが確実に固定されていることを確認してください。
電源コードが外れてショートすると、発火する恐れがあり大変危険です。
⑥グリップの組立・ビットの取り付け
グリップを戻し、プラスドライバー(No.1)で赤丸部分のネジを締めこみます。
ビットを挿入し、各ネジを締めこみ固定するとヒーターの交換が完了します。
※ビットを固定する際は、ネジを強く締めすぎないようにご注意ください。
ネジに強く押されたビットがコテの内部で変形し、抜けなくなる恐れがあります。