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Q. 耐食ビット付ハンダゴテ ヒーターの交換方法( H-829 / H-839 / H-849 / H-869 )

作業前のご注意

 火傷の恐れがあります。

 交換時には、必ず電源プラグをコンセントから抜き、コテ先が常温であることを確認してください。


必要な工具

 ・プラスドライバー(No.1 / No.2)

 ・ナットドライバー(5.5mm)


※H-820 / H-830 / H-840 / H-860 ハンダゴテ(在庫終了品)のヒーター交換方法も同様です。


① ビット(コテ先)の取り外し

 

 プラスドライバー(No.2)で、ビット固定ネジ、ヒーター固定ネジを取り外し、ビットを抜き取ります。


 ネジを取り外してもビットが外れない場合は、以下の可能性が考えられます。

  ・ネジを強く締めすぎたことにより、ビットが曲がり抜けなくなっている

  ・サビによりビットとヒーターが固着している

 これらの場合は、ビットとヒーターの両方を交換する必要がありますので、

 ビットはそのままの状態で次の手順へ進み、ヒーターの取り外しの段階で、ビットをヒーターごと抜き取ってください。



② グリップの分解

 

 プラスドライバー(No.1)で赤丸部分のネジを取り外し、グリップを電源プラグ側へスライドさせます。



③ ヒーターの取り外し

 

 プラスドライバー(No.2)とナットドライバー(5.5mm)で、ヒーターと電源コードの配線を固定しているネジ・ナットを外すと、

 ヒーターを引き抜くことができます。


 

 取り外したヒーター



④ ヒーターの取り付け

 

 新しいヒーターを挿入します。

 この時、電線をねじ止めするプレートを一旦コテ側から引き抜いておくと、ヒーターのリード線をスムーズに取り出せます。


 ヒーターの挿入方向について

   コテ部先端の穴と、ヒーター先端のネジ穴が一致するように挿入してください。

   

  


 

 プラスドライバー(No.2)とナットドライバー(5.5mm)で、ネジ・ナットを締めこみ電源コードと接続します。

 電源コードとヒーターの電線は、それぞれ長さが異なります。

 下図のように、電源コード(長)とヒーター(短)、電源コード(短)とヒーター(長)がそれぞれ接続されるようにしてください。

 ご注意:ナットは1つずつ確実に締めこみ、電源コードが確実に固定されていることを確認してください。

     電源コードが外れてショートすると、発火する恐れがあり大変危険です。



⑥グリップの組立・ビットの取り付け


グリップを戻し、プラスドライバー(No.1)で赤丸部分のネジを締めこみます。


  

 ビットを挿入し、各ネジを締めこみ固定するとヒーターの交換が完了します。

  ※ビットを固定する際は、ネジを強く締めすぎないようにご注意ください。

   ネジに強く押されたビットがコテの内部で変形し、抜けなくなる恐れがあります。


製品情報 耐食ビット付ハンダゴテ ( H-829 / H-839 / H-849 / H-869 )