デジタルカメラのシャッター方式にはローリングシャッターとグローバルシャッターとよばれる方式の違いがあります。
ローリングシャッター方式
撮像素子がCMOSのものに多くみられる方式で、露光順次読み出しとも呼ばれます。
一列に並んだ撮像素子のラインを1ライン~複数ライングループにし、グループ毎に順次露光し、それらを組み合わせて一つの画像にします。
グループ毎に露光のタイムラグが生じるため、動いているものを撮影する場合、それが歪みとなって画像に現れることがあります。
グローバルシャッター方式
撮像素子がCCDのものにみられる方式で、露光一括読み出しとも呼ばれます。
撮像素子全てを同時に一括して露光し、画像を得ます
一般的に静止画像の場合はそれぞれのシャッター方式に大きな差は見られませんが、動いているものを撮影したり、ストロボ撮影をする場合にその差が現れます。