残像やコマ落ちといった問題はフレームレートの低下によるものです。
フレームレートとは「1秒間に何枚の静止画で構成されているか」を表す数値で、
1秒間を構成する静止画の枚数が多いほど(フレームレートの数値が大きいほど)滑らかに残像なく動きます。(単位:fps)
各カメラのフレームレートは以下になります。
品番/品名 | L-836 USBカメラ L-835 USBカメラ |
L-851 フルHDカメラ |
L-860 モニター付カメラ |
L-834 USBカメラ(赤外線仕様) |
フレームレート |
最大30fps (L-835は500万画素時のみ10fps) |
最大60fps | 最大30fps | 最大30fps |
製品画像 |
フレームレートの低下を防ぐ方法として以下方法がございます。
①-1.絞りを開ける
絞りを開ける、F値:小 | 絞りを絞る、F値:大 |
絞りはレンズに入る光の量を調整することができます。絞りを開ける(開放する)とレンズに光は多く入り、反対に絞るとレンズに入る光は少なくなります。
絞り調整機能のついたレンズは、製品情報ページに「絞り機能付」と記載しております。
レンズ一覧についてはこちらをご確認ください。
①-2.明るいレンズに交換する
F値の小さい明るいレンズを使用することで光量の低下を防止します。
※倍率や作動距離などの条件が変化する場合があります。
レンズ一覧についてはこちらをご確認ください。
②周辺光量
照明を追加することで不足している光量を補います。
弊社ラインナップの照明はそれぞれ特徴があり、コマ落ち以外にも作業環境の改善が期待できます。
各照明による見え方の違いや照明の一覧についてはこちらをご確認ください。
※露出値を変更する
カメラの露出値を変更することで、フレームレートが連動します。(以下画像はL-836 USBカメラで設定を行った場合です。)
USBカメラの露出値と露光時間(シャッタースピード)の関係についてはこちらをご参照ください。