ESD対策トレーの点検頻度を決定する上で、まずはESD対策トレーを包装として捉えるか、作業表面として捉えるかで点検頻度が異なります。
電子部品や基板などを保管するためのESDバッグやICチューブのような1回限りの使用が前提となる包装には、点検頻度は決めれられていません。
しかし、包装の中でも繰り返し使用するトレーやパーツケース等は、包装としての基準に適合しているか定期的に点検する必要があります。
そのため、ESD対策トレーの点検頻度は作業表面などの点検頻度を参考にお客様で決定してください。
また、使用方法が保管を目的としたものではなく、あくまで作業表面の延長と考えられる場合には作業表面としての管理や点検を行うことをおすすめします。
静電気対策アイテムの点検頻度や測定方法は静電気対策の森にて詳しく解説しております。
また、アイテム毎の測定手順書もご用意しております。一度ご参照ください。