RCJS-5-1では、電荷減衰とイオンバランス(オフセット電圧)の2つの方法での試験が必須です。
この試験には F-237 チャージプレートモニター を使用し、F-237のプレート上の電圧変化を測定することでイオナイザーの性能を評価できます。
規格におけるイオナイザー単体の性能試験では上記の方法で満たされますが、実際にイオナイザーを使用する現場における評価方法として、当社では下記の方法も推奨します。
実際使用する環境(作業サイクル)下において、どれだけの時間で電荷減衰出来ているのかを測定する必要だけでなく、電荷減衰時間を考慮した作業サイクルの設定が必要です。
たとえイオナイザー単体の試験で性能を満たす場合でも、作業サイクルが電荷減衰に必要な時間よりも短いと完全に除電できない可能性があります。この場合、作業サイクルの再設定やイオナイザーの位置や角度、風量を調節し、電荷減衰時間が作業サイクルを常に下回るような環境を整えることが必要です。
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