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Q. 消磁器 HC-31/HC-33 で分解していない時計の消磁はできますか?

非磁性体(磁石がくっつかない)の金属やプラスチックでできたケースであれば内部に磁力が入ることで消磁(脱磁)が可能です。

HC-31/HC-33 の2種類のラインナップがございますが、時計にはHC-31をおすすめします。

減衰機能のついたHC-33は、最後ごくわずかにですが磁力が残ります。(一般使用では同等の能力です)

工具用ではほとんど問題になりませんが、時計のような軽量な精密部品で限りなくゼロを目指されているようでれば、消磁器を手で持って遠ざけるやり方のほうがより確実な効果が得られます。



●ご使用方法

垂直に当ててまっすぐ遠ざけ、30㎝ほど離れたところでスイッチを切ります。

特別なにか意識することはございません。

早くてもゆっくりでも、人間の手が動くスピードの範囲であればどちらでも結果は同じです。

HC-33でも同じく遠ざける方法で減衰させれば同じ効果が得られます。


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